ハナビラタケが、まだ天然に自生したものしかなかった頃、めったにみつからないことから、「幻のキノコ」と呼ばれていました。一部の登山家やキノコマニアにしか知られていない上、食べたことのある人もめったにいなかったのです。 いつの頃からか、山に登った人が、ハナビラタケを食べると身体の不調が治ると噂するようになり、それが広まったのだと考えられます。じつは、発見して命名した人や、最初に食した人は誰なのかを知りたかったのですが、残念ながら調べてみてもわかりませんでした。ご存知の方、ぜひ教えてくださいね。
運良く天然のハナビラタケを手に入れることができた人は、自分で乾燥させたり冷凍したりして、保存したそうです。 冷凍の場合は、生のままだとパサパサになってしまうので、軽く茹でてから冷凍庫へ。そうすると、家庭の冷凍庫でも3年は持つそうです。また、茹で汁は捨てないで、製氷皿で固めて保存。氷の表面はハナビラタケの成分でぬめっていて、決して凍結しないと言われています
世界で初めてハナビラタケの人工栽培に成功したのは、日本の研究機関です。埼玉県立熊谷農業高等学校を経由して、株式会社ミナヘルス(埼玉県・妻沼町)という会社で見事栽培することができました。この会社は20余年にわたって、細菌について研究を行っていたのだそうです。 人口栽培に成功してからは、有用成分が発見され、効果が広く認識されました。様々なサプリメントが作られ、がん治療に使用されるなど、現在に至っています。