免疫機構について、説明したいと思います。用語がいろいろあってちょっと難しくなりますが、できるだけわかりやすく解説してみたいと思います。 まず、私たちの体内で、大量の免疫細胞が集まっているのが、肝臓と脾臓です。まだ詳しいことは不明ですが、肝臓にはクッパー細胞と呼ばれる免疫細胞が あることがわかっています。
また、脾臓(ひぞう)では、リンパ球が大量にキープされ、常に増殖しています。これらは、細網内皮系組織と呼ばれるシステムで、 身体に有害な成分が入ると、取り囲んで殺傷する働きを持っています。あまりに有害な物質ばかり摂り込むと、肝臓(かんぞう)が疲れてしまうのはこのためなんですね。
細胞内皮系は、身体のあちこちに存在している免疫組織で、場所に関わらずまったく同じ構造をもっています。 その構造というのは、内部が複雑な網目になっていて、その中に様々な種類の免疫細胞が集まっており、互いに情報交換をしながら 体の免疫反応を調節しているというものです。具体的には、リンパ管の中のリンパ洞、脾臓(ひぞう)の静脈洞、肝臓の類洞、胸腺、骨髄、副腎皮質などがあげられます。
βグルカンの働き たとえば、人の体内に「β(1→3)Dグルカン」を注射すると、血液中を通って各臓器に入ります。ところが、体内に入って数か月間は、 主に肝臓と脾臓(ひぞう)にとどまることがわかっています。私たちの体に入った成分は、通常は専用の酵素が分解して吸収しますが、「β(1→3) Dグルカン」を分解する酵素は、まだ発見されていません。
酸素によって、自然にゆっくりと分解されていくと考えられていて、その長い期間のあいだに、体の抵抗力、免疫機能が高まっていくと 考えられているのです。これは免疫細胞に何らかの刺激を与えて働きを高めているからだと考えられています。つまり、「β(1→3) Dグルカン」は、部分的なものではなく、免疫機能全体を向上させる働きを持っているのです。